OFUSE(オフセ)

ファンコミュニケーションWebツール『OFUSE』において、ユーザー体験の向上と開発効率の改善を目的としたUI/UXの体系的な設計・運用に従事しました。

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メンバーシップ加入率向上施策

OFUSEには、クリエイターが月額制のメンバーシップを作成できる機能があります。そのメンバーシップに加入するユーザー(クリエイターのファン)の加入率向上の施策を行いました。

現状のメンバーシップ詳細ページの評価と改善

現状のメンバーシップ詳細ページに対して、ヒューリスティック評価を行い、課題の抽出と改善案を検討しました。
評価から、ページ内にプレビューされる『メンバーシップのコンテンツ』が、最大2件までしか表示されないため、コンテンツの少ないメンバーシップと勘違いし、加入を躊躇うのではないかという仮説を立てました。 そこで、全コンテンツをプレビューすることで、加入前の判断を可能にし、ユーザーの意思決定を支援する設計へ改善しました。
また、同時に表層の再設計も行いました。

モバイルUXの最適化によるコンバージョン率の改善

また、モバイル環境において、ページスクロールによる『加入ボタン』へのアクセス性が低下し、コンバージョン機会を損失しているという仮説を立てました。そこで、フッターへの固定ボタン配置を導入し、ユーザーの加入意欲が高まった瞬間に、即時アクションできるように設計しました。
これらの再設計を実施した結果、施策前後6ヶ月間でメンバーシップ加入率約46%の向上という成果を達成することができました。

サイドメニューの再設計

機能追加により複雑化したナビゲーション構造を刷新しました。学習コストを抑えたシンプルなUIへ転換することで、クリエイターがコンテンツを発信しやすい環境を実現しました。

複雑化したサイドメニューの再設計

機能追加に伴い複雑化したサイドメニューを、情報アーキテクチャの観点から再設計しました。 まず、曖昧になっていた機能間の属性整理を行うことで、構造を整理しました。また、重要な機能はサイドメニューへ、補助機能は文脈に応じたページへと配置し直すことで、ユーザーが学習しやすいシンプルな構造へ変更しました。

モバイル環境でのユーザビリティ向上

さらに、ヘッダーに『新規作成ボタン』を設けることで、コンテンツ発信までのステップを減らしました。 特に、モバイル環境では、サイドメニューを開くステップを削減することができ、ユーザビリティの向上に繋がりました。
施策前後6ヶ月間の計測の結果、OFUSEの主要機能の投稿数は、一人当たり約31%の増加、ニュースレター送信数は一人当たり約99%の増加、ラジオ配信数は一人当たり約26%の増加を達成することができました。

Figmaデータの整理およびデザインシステムの構築

デザイン管理改善施策として、デザイントークンの構築やデザインのリバースエンジニアリングなどを行い、Figmaのデータ整理を進めました。

デザイン管理においての課題

デザイン管理において、以下の課題がありました。
・FigmaデータのComponentの参照元がバラバラ
・再利用可能なコンポーネントのデザインにばらつきがある
・絶対値でデザインしており、レスポンシブを踏まえたUI設計がされていない
・paddingのルールが統一されていない
etc...
そこで、以下の取り組みを行いました。

デザイントークンの構築

デザイントークンの構築により、作業効率を向上しました。それにより、AIのUI再現性も高まり、業務のAI活用基盤も構築することができました

コンポーネントの設計

再利用可能なボタンやカードUI、フォーム等のコンポーネントを作成し、デザイン作業の効率化とページごとのデザインのばらつきを改善しました。

レスポンシブを考慮した構造の設計

デザインのほとんどが絶対値で配置されていたため、Figmaだけではサービス全体の骨格が把握できない状態でした。 そこで、UIデザインのリバースエンジニアリングを行いました。実装側を正とし、レスポンシブやブレークポイントごとの挙動、状態差分等を分析し、Figmaのデザインに適用していくことで、実装とデザインの乖離を解消しました。
これによりFigmaのデータ構造が整理され、デザイナーとエンジニア間で生じていた認識の齟齬を解消することができました。

コミュニケーションデザイン

サービスのアップデートやニュースなど、SNSでのコミュニケーションに必要なビジュアルの制作を担当しました。

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